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緊急シンポジウム どうする⁉︎ ミドリガメ

本当にギリギリになってRep JAPAN代表の白輪氏にこのシンポジウムが
あることを知らされ、海外から帰国した翌日でありながら、詳しい内容や誰が主催、
公演をするのか知らないまま会に参加する事になった。

愛知学泉大学教授の矢部先生、日本自然保護協会の方、環境省の動物愛護管理室長、
外来生物対策室長、農林水産省農林水産総合技術支援センターの方、
ぶりくら 事務局長の川口さん、滋賀県立琵琶湖博物館の方、そしてこのシンポジウムの
発起人でもある、NPO法人 生態工房の片岡様と各方面のスペシャリストが集まった。

我々は偶然この会を知る事ができたが、爬虫類業界でこのイベントを知っていた方は
恐らく皆無だろう。我々の身近に起きてる大ニュースにも関わらず、知らされていない事は
非常に残念であった。

このシンポジウムの内容は多くの知識もなく、責任感もない人々ミドリガメを野生に放ち、
国産の動植物の生態系を壊したり、農作物に被害を与えているので今後どうしたらよいのか
というのを様々な立場から考えようというものである。

この演説をするメンバーを見たときにまず思ったのが、我々にとってアウェーであり、
おそらく8割がミドリガメを特定外来生物に入れ、輸入、飼育、販売、野外に捨てる、
保管などの禁止を訴えるのではないか?

しかしながら環境省の方も一概に今までのカミツキガメのように特定外来生物
としていきなりがんじがらめにするのが得策であるとは考えていないようで、
ミドリガメを特別枠として単独で考える事や、段階的な措置を取る事を検討しているとの事であった。

現在でも年間20~30万頭という数のミドリガメが輸入されている。これはブーム時に比べれば
1/5程度だが、それでも多いというのが第一印象だ。

それではその莫大な量のほとんどはどこにいくのかと言えば、ホームセンターや縁日だろう。
みなさんも目にした事があるだろうが、動物取扱業を持っていないと販売できないはずなのに、
未だに縁日でミドリガメすくいが行われている。
しかもなんと見つかってもその場でやめさせるだけだという。業登録がなく、生体説明もなく、
ある種、動物虐待な行為をしているのにも関わらず、注意だけとはなんとも間抜けではないか。

業登録が義務づけられ、動物取扱業の登録をしていない者が販売する事ができなくなった今、
業登録を持った店でちゃんと販売時に説明をしっかり受け、飼育設備もしっかり整えられる
体制が取られれば、今後新たに遺棄される可能性は極めて少なくなるだろう。
そのためにはショップ側もしっかりとした知識で対応する事が必要不可欠だ。

ここからは個人的意見なので賛否両論があるかもしれないが、この際なので言わせて頂きたい。
ミドリガメの輸入を禁止し、業登録がなく、縁日などで売られている物への取締を強化し、
重い罰則を与える。
お店側もまともな飼育そして終身飼育ができないと思われる方への販売を禁止し、
飼育の説明の強化を図る、更に野外への遺棄に重い罪を着せる、それだけで今後の野外への
遺棄はまず止まるだろう。

その一方で現在日本の生態系を脅かしている個体についてはできる限り防除し、根絶は
難しくとも年々減少し、日本の生物と共存できる環境を作る。
この2つを行えば、わざわざ特定外来生物に指定しなくても被害は極端に減少するのではないか。
それを現場調査で明らかにすれば直接被害がなければそこまで事を荒げる事もなくなるだろう。

最大の懸念は、特定外来生物に認定され、飼育登録が義務付けられれば、面倒な事を
避ける一般の人が一気に遺棄をし、今までとは比にならない量のミドリガメが野に放たれる事だ。
そうなれば日本はミドリガメで溢れかえってしまうだろう。
いくら段階を踏む言っても一般の方から見たらたかがミドリガメのために最終的には登録をし、
行政にまで個人情報を報告するなど面倒極まりない。だったら捨ててしまおうとなるケースが多いだろう。

自分が問題定義をしているのはミドリガメに限った事ではない、もしミドリガメが特定外来生物に
認定されれば、その属に含まれる種類も対象となるだろう。これはすなわち今後どんどん飼育できる
亀が減るきっかけになるかもしれない。

所詮一般市民からしたら亀が飼えなくなるなんてどうだって良いし、どうだって良いからそんな法律
なんて簡単に通ってしまう。反対するのは所詮我々ショップの人間やブリーダーであるが、
それではこのシンポジウムがあるのが分かってたとして実際何人の人が関心を持つだろう?
正直ほとんどの方は参加もせず、直接意見も言わないだろう。たとえ参加したとしても結局は
他人任せで傍観するだけだろう。

私の事をよく知らない人間には、なにかしらいつも文句を言っている人だと思われているらしい。
そして反感を買われる事が多々ある。特に理不尽な所で文句を言っているわけではなく、
筋が通っていなかったり、おかしなこと、業界にとって好ましくない事に対して言っているつもりだ。
別に人に嫌われるのは何とも思わないし、わかってくれる人だけいればそれでいいが、
この業界の将来の事を考え、末永く爬虫類に携わっていきたいと思うからこそ、将来的にこの
業界にマイナスとなりうる問題があれば、行動派として意見を言ったり、業界のプラスになるように
動いているつもりだ。たとえ自分が憎まれ役だとしても業界にとって良い事なら進んで犠牲となる
覚悟もできている(現に一部では悪者扱いされているが、ちゃんとこの業界の未来を考えての
行動だと理解してもらえれば後々納得できるかもしれない)

正直ミドリガメはほとんど扱ってませんし、自分に直接被害が被る種類ではないが、
爬虫類業界全体を見渡せば悪いニュースであり、これを皮切りにどんどん規制が入るのは
目に見えている。
海外によく行く自分にとっては最近の中国市場の拡大には目を見張るものがあり、差し当たり、
亀に至ってはここ数年で国内に入荷する数は急激に激減するだろう。ミドリガメの規制、
亀の流通量の低下は間違いなく、この業界に悪影響を及ぼす。そうなれば自然と爬虫類業界
も落ち込むだろう。

せっかくこんなシンポジウムが開かれ環境省の方や表立って意見を言える立場の方と直接お話
できる機会ができたのだからどんどん積極的に参加をして、自分の意見を言っていきたい。

シンポジウムが終わり、主催者の片岡様と直接話せる時間ができたので色々意見交換をしたが、
明らかな特定外来生物推進派というわけではなく、やむを得ない場合はそれが得策だと考えているようだ。
ショップ側の自分の意見もしっかり理解してくれ、今後は積極的に意見交換をしていこうと言ってくださった。
立場が違うため、考え方は違うだろうが色々な立場の人間が議論し、納得できる形となれば幸いである。
自分も業界にできるとこがあればおこがましいかもしれないが、できる限り意見を言っていきたい。

爬虫類業界には組合がなく、意見を取りまとめる事もままならないし、後ろ盾が全くない。先の将来の事を
考えて行動している人もほとんどいない(皆さんを否定しているわけではなく、自分も含め今の現状を
維持するので手一杯なため)これでは世論に流され、ただ決まった事に従うだけになり、業界がどんどん
衰退してしまう。早急にこの現状を打破しなくてはならない。

長々書いてしまいましたが、最後まで根気よく読んでいただいた方ありがとうございました。
ミドリガメから爬虫類に興味を持つようになった方、教育の一環として学校で飼育をしたり、
子供の時に親に買ってもらい、命の尊さを学んだ方。ミドリガメというメジャーなカメがいたから
こそ今のような爬虫類の人気を支えているといっても過言ではありません。
今後ミドリガメが見れなくなり、子供たちが爬虫類に興味を持てるチャンスがなくなって
しまったら悲しいですね。

最終的に言いたい事はショップの皆様、飼育者の皆様が一丸となって爬虫類と共に安心して
くれせるように意見があれば、ガンガン言っていきましょうって事です。
なんか宗教の勧誘みたいになってしまいましたね(笑)
ただ傍観しているだけでは我々飼育者にとって悪い方向に進んでしまうだろう。






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